俳優人生初?真冬の崖落ちアクション『俺ではない炎上』仰向け落下も一発OK!の本編映像解禁!

Ⓒ2025「俺ではない炎上」製作委員会 Ⓒ浅倉秋成/双葉社
9月11日(木)

第36回山本周五郎賞候補にもなった浅倉秋成の小説の映画化『俺ではない炎上』より、山縣泰介(阿部寛)が逃亡の果てに行き着いた崖から意を決して降りていく本編映像が到着した。

本作は、“大手企業のごく普通の営業部長”である山縣泰介が、突如 SNS で個人情報をさらされ、殺人犯として追われることになる逃亡劇が描かれる。


身に覚えのないSNS炎上で日本中から追われることとなった山縣は逃げ場を失い、崖から降りることに……。山縣は着ていた服を脱ぎ、繋ぎ合わせて木に括り付けると、それを命綱にして慎重に崖を降りはじめる。パンツ1枚、ほぼ裸の状況に「何やってんだ、俺…」と呆れ返るやいなや、服で繋いだ心もとない命綱はミシミシと音を立てはじめる。決死の覚悟で繋いだ命綱にも見放された山縣の運命やいかに!?

『俺ではない炎上』本編映像

このシーンの撮影を振り返った阿部は、「あれは心細かったですね・・・(笑)そういうシーンなのですが、パンツ一丁で気持ちも心細くなってしまって。崖から降りるのも初めてだったと思うので、“大丈夫かな”と思いながら挑みました。しかも寒くて体もガチガチだったので、“もし落ちたら大変だな”と震えながら、降りていました。」と、自身にとって初挑戦となる崖からの落下アクションに加え、真冬にパンツ一丁という過酷な状況であったことを明かしながらも、「そんな追い込まれた人間が最後にする表現としては、非常に面白いな。と思って、真面目に演じました。」と、役作りへのプロ意識を覗かせた。そして、引き締まった肉体美について触れられると、「普段からジムには行っているんですが、撮影の日は寒すぎて硬直していた記憶があります。それで余計に引き締まって見えていたのかもしれませんね(笑)」と、謙虚にコメントを寄せた。


これまで数々の役柄を演じきってきた阿部だが、今作を通じて初挑戦だったことという質問に「(命綱が切れて)後ろから落ちていくシーンは初挑戦でしたが、一発OKだったかな。あとは、“誰だか分からない多数”に追われる・狙われること、どこから何が出てくるか分からない恐怖は初めてでした。泰介は死体を見る前に追われてしまうので、余計なことを考えずただ逃げることに徹することができた。」と、役柄からくる演技への新しい発見があったことも明かす。


匿名の群衆がSNS上でこぞって個人情報を特定し日本中から追いかけ回される、まさに“炎上”の渦中にいる山縣泰介を見事に演じ切った阿部だが、真剣に逃げ回っているのにどこかユーモアが感じられる山縣について「笑わせようとしてはダメだと思うんです。お客さん自身がみて笑う・泣く、自分は真剣にただ演じるだけ。」と、役作りへのこだわりを語った。

9月26日(金)ROADSHOW🔥

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